単科精神科病院

宇治おうばく病院

京都府南部圏域の精神科救急と認知症診療を担う中核病院です。精神科400床、内科100床、介護療養60床の構成で、精神身体合併症治療にも注力しています。2017年9月現在、常勤医師は精神科19名、内科6名(このうち指導医13名、専攻医1名、指定医16名、女性医師7名在籍中)。地域医療に関しても3つの訪問看護ステーション+在宅支援多職種チーム、2つの精神科デイケア、2つの診療所、リワークデイケア、就労支援事業所など外来設備が充実しています。

専攻医(2、3年次)は @指導医のもつ10数名の急性期患者を副主治医として担当 A6〜8名を主治医として担当 B10数名を主治医として担当 C6〜8名の急性期+10名程の慢性期や認知症患者を主治医として担当 というステップアップとなります。ケースカンファレンスをはじめ治療プログラム(各種心理教育や家族教室)にも、チーム医療の一員として参加して頂きます。外来は指導医の初診再診の陪席、退院した患者のフォローから始まり、徐々に独立して行かれることになります。また思春期や発達障害、司法領域に精通した指導医がいます。

手前味噌ですが、まじめで清潔な病院です。他の職種も皆優しく熱心です。地域医療の担い手を今後も途切れることなく育成しつづけたいと思います。


ホームページ:http://www.eijinkai.or.jp/specialty/

連絡先:宇治おうばく病院 電話 0774-32-8111(代)

担当者:岡 正悟  oka-shogo@eijinkai.or.jp

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海辺の杜ホスピタル

当院は、高知県高知市にある海と山に囲まれた非常に景観に恵まれた病院です。安岡章太郎『海辺の光景』のモデルとなった病院と言われています。平成22年には7つあった病棟も、退院支援・地域展開、病棟再編による縮小を行い、現在は5つの病棟で運営しています。精神科急性期治療病棟(措置受入れ有)、認知症治療病棟、準介護・身体合併症治療病棟と2つの精神療養病棟(回復期病棟、重度慢性期病棟)に機能分化しております。外来部門では、精神科デイケア、重度認知症デイケア、サテライトクリニックを有し、救護施設、知的障害者施設、介護施設への院外勤務、学校や行政等他機関との連携業務を行っております。また、平成16年より電子カルテを導入、心理士、精神保健福祉士、作業療法士、薬剤師、管理栄養士等多職種によるチーム医療を以前より行っております。

疾患の特徴としては、統合失調症のみならず、気分障害、認知症、アルコール依存症と多岐に渡り対応しております。特に外来では、発達障害を含めた児童青年期のユーザーも多く、若年から高齢まで幅広く対応しております。

当院研修についてですが、入院患者受け持ち数は療養病棟15名程度(主は統合失調症)、認知症病棟5名程度、急性期病棟数名程度を考えております。これに加え、外来(週1日程度)、院外勤務等を担当いただく予定です。

医療とは関係ない話ですが、高知はとにかくごはんがおいしいです。鰹のたたきが有名ですが、新鮮な魚介類を始め、四万十米豚、土佐和牛、フルーツトマトなど様々な食材を味わえます。また気候も暖かく、四季折々の高知ならではの体験ができます(よさこい踊り等)。是非高知に研修に来てください。


ホームページ:http://umibeno-mori.com/

連絡先:海辺の杜ホスピタル 電話 088-841-2288(代) FAX 088-841-2280

担当者:町原 敦  kyokoi@umibeno-mori.com

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舞鶴医療センター

当院は、一般病棟232床(運用)、精神科病棟120床を有する総合病院であり、脳神経外科や神経内科、小児科を含む各科と連携しながら、幅広い症例の経験を積むことができる。外来では、神経症圏や気分障害、統合失調症、依存症、発達障害、思春期症例等の多様な症例を経験できる。リエゾン・コンサルテーションや緩和ケアにも取り組んでいる。

精神科救急病棟50床、一般精神科病棟70床があり、統合失調症や気分障害が中心ではあるが、器質性精神障害や身体合併症例を含む多様な症例の入院治療を経験できる。認知症疾患医療センターには精神科が主に関わっており、認知症の診断、治療の経験もできる。京都府北部の精神科救急の基幹病院と位置付けられ、措置症例を含む精神科救急も経験できる。精神科デイケア、作業療法もあり、急性期だけでなく、社会復帰、リハビリテーションにも取り組んでいる。

クロザピンや電気けいれん療法を実施している。医療観察法の指定通院医療機関に指定されており、また、簡易鑑定(精神鑑定)を積極的に請け負っている。治験管理室があり、治験に取り組んでいる。

若手医師の仕事内容として、外来は初診担当1日、再診担当1日で、入院患者受持ちは10‐15人である。中堅・若手医師が多く、医局会等で症例検討を厚く行っている。学会には適宜参加可能、休暇制度として年次有給休暇年間20日等、また、宿舎や院内保育所がある。


ホームページ:http://www.hosp.go.jp/~maizuru/

連絡先:舞鶴医療センター 電話 0773-62-2680(代) Fax:0773-63-5332

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五条山病院

五条山病院は、奈良市の中央部に位置する単科精神科病院です。精神科急性期治療病棟、一般病棟、療養病棟、合計374床の病床を有しています。 奈良県は人口当たりの精神科病床数が全国でも最も少ないため、奈良県北部の多くの医療機関やクリニックと連携して、年間400件以上の入院を積極的に受け入れています。

入院患者は、統合失調症、気分障害圏が中心ですが、その他、BPSDを伴う認知症、発達障害、思春期青年期精神障害、アルコール離脱など多様な疾患の急性期治療を経験できます。また、急性期、一般病棟の入院患者の平均年齢が50歳未満、病院全体でも60歳未満と、一般的な精神科病院に比べて、圧倒的に若く、10代〜90代の幅広い年齢層の診療を経験できるのが特徴です。
さらに、病院の他に、生活訓練施設、相談支援事業所、デイケアセンター、訪問看護ステーション、共同住居などを運営し、デイケアセンターで就労支援も行なっています。精神障害者の地域支援の実際について学ぶことができます。 外来週1〜2回、入院担当患者30名程度を予定しています。

月2回、若手医師を中心に、心理、OT、PSWなどの多職種合同での症例検討会を行なって、対応困難事例などについてカンファレンスを行なっています。 学会への参加、有給の取得にも柔軟に対応可能です。


ホームページ:http://www.gojouyama.jp/profile_05/

連絡先:医療法人財団北林厚生会 五条山病院 電話 0742-44-1811(代)

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醍醐病院

有意義な専門医研修を行うために必要な要素には、以下のようなポイントがあります。

醍醐病院は、上記のポイントを全て網羅的に経験可能な医療活動を行っています。 京都市伏見区内の300床ほどの私立単科精神科病院ですが、統合失調症や気分障害などの内因性精神病だけでなく、ストレス性疾患やパーソナリティー障害、摂食障害、児童思春期症例などの方々の外来及び入院診療にも意欲的に取り組んでいます。

社会復帰活動にも積極的で、デイケアや作業療法においては多彩な社会復帰支援プログラムを取り揃えており、利用者数の多さも京都屈指で、訪問看護による、在宅での支援体制も年々、質量ともに充実したものとなっております。

医師一人あたり、大体週1回の外来で20人前後の患者さんを、また入院でも2〜30人の患者さんを受け持って頂きますが、自分の担当以外の患者さんでも興味深い症例については診療陪席したり、ケースカンファレンスなどを通じて知見を深めることが大いに推奨されます。 好奇心旺盛でやる気のある専攻医を、スタッフ全員で歓迎いたします。

ホームページ:http://www.daigo-hp.or.jp/

連絡先:桜花会 醍醐病院 電話 075-571-0030(代)

担当者:的場 c人

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