単科精神科病院

嶺南こころの病院

平成26年12月より稼動している新しい病舎内は、急性期対応に特化した従来型個室だけでなく、精神科ストレスケア病棟としての利用を想定した個室を計8室用意するなど、さまざまなニーズに応えるためのハード面の充実が図られております。外来診療においても、いわゆる「職場のうつ」、そして発達障害など自閉症スペクトラム障害への対応を要する場面が増えておりまして、認知行動療法およびマインドフルネストレーニングなどをの技法をショートケアのなかで導入し、リワーク・プログラムとしての内容充実を図っております。また認知症など老年期医療への対応として、あらたにヘリカルCTを導入し診断技術および精度の向上を図ります。

勤務内容としては週1回の外来業務、入院患者の診療(受け持ち数30〜40名)が主となっております。患者さまの傾向としては気分障害、統合失調症をはじめ、高齢化の進行する地域性を反映して精神症状を伴う認知症患者の受け入れや、精神科救急への対応などもあります。


ホームページ:http://www.reinan.jp/

連絡先:嶺南こころの病院 電話 0770-62-1131(代) Fax:0770-62-1134

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北山病院

当院は、病床数448床、精神神経学会専門医指導医は8名です。日本精神神経学会、日本心身医学会、日本老年精神医学会、日本認知症学会の専門医取得にかかる研修施設にも指定されており老年期から思春期心身症まで幅広く指導が可能です。法人内の訪問看護ステーションや就労支援センターまたグループホームといった各施設との連携もあり、社会復帰に向けた治療も充実しています。

精神科研修医は、入院患者を主に担当します。受け持ち数は20から30名で開始。統合失調症、気分障害、発達障害、認知症などの患者さんを中心に担当してもらいます。入院主治医を担当した患者の外来診療も行っていただく場合もあります。

週5日勤務ですが、有給休暇や学会出張のサポートなども充実しています。医局員はそれぞれ興味のある学会に参加し、図書室には医学書や医学雑誌も豊富に在ります。医局では、症例検討会を全員参加で行い、検討会以外でもお互いの得意分野について相談しあう姿がよく見られます。医局員は年齢も近く、また女性医師も多いため昼休憩時間などは、医学や診療の話はもちろんですが、趣味や子育てなども話題になることもあります。和やかで働きやすい雰囲気のなかで、精神科診療の技術を高めてもらえるようにしたいと思います。

ホームページ:http://www.sankokai.jp/

連絡先:三幸会北山病院 電話 075-791-1177(代) Fax:075-712-4085

担当者:澤田 親男  sawada@sankokai.jp

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第二北山病院

光源氏が「わらわやみ」に罹り、修験僧に祈祷してもらったのが大雲寺といわれています。私どもの病院のある岩倉は、大雲寺をはじめとする日本の精神医療の発祥の地なのです。

そんな第二北山病院の内容ですが、病床数は320床、年間入院患者数が500名近くあり、回転の速い病院といえます。病棟は機能分化されていて、入院期間が3か月以内の急性期治療病棟があります。認知症の受け入れも昨年より始め、一つの病棟を専門病棟としています。

入院患者さんの疾病分類は、統合失調症:認知症:気分障害=10:2:1の割合です。その他に依存性疾患や発達障害などの患者さんがいます。入院患者さんは市内の総合病院やクリニックからの方が多く、退院後は元の病院に戻ることが多くなります。このため、病院規模に比べ、外来患者数は少なく、1回の外来患者数は約20名です。じっくり診ることが可能です。関連施設としては、訪問看護ステーション、グループホーム、就労支援センター、介護老人保健施設、サテライトクリニックなどがあり、連携しています。

専攻医の業務としては、入院患者さんを20名弱診療します。外来は週に1回を予定です。診たい患者さんとかの専攻医の希望は、できるだけ聴こうと考えています。当直はほぼ週に1度です。休日は、日曜日ともう1日別の曜日(固定)です。

指導医や先輩の専攻医はそれぞれ興味関心のある対象を持っており、みなさんの疑問に答えてくれます。どうぞ来て見てください。

ホームページ:http://sankokai.jp/

連絡先:三幸会 第二北山病院 電話 075-721-1551(人事担当) Fax:075-721-1585(人事担当)

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川越病院

わが国最初の公立精神科病院である京都癲狂院の流れを汲む当院は、1882年の創建以来この地域における精神医療を担ってきました。

当院では、研修期間内に、急性期から社会復帰まで精神科医療を幅広く経験することができます。精神一般111床と精神療養51床の162床を有し、措置入院・応急入院指定を受け、精神科救急輪番に参画する一方で、作業療法、デイケア、訪問看護を備え、近隣の就労支援施設等とも連携しつつ早期の社会復帰に繋がるよう支援を行っています。このように当院は、同規模の精神科病院としては外来、救急対応、入院から退院、地域移行・地域定着までの包括的な精神科医療システムを効率的に確立しています。

入院では、統合失調症、気分障害、認知症、物質依存等を含む多様な精神疾患を経験できます(担当患者約30名)。外来では診察場面を指導医のもとで学習するとともに、単独で外来診療を担当できることを目標とします(外来週1日)。専攻医の希望や経験に合わせながら、きめ細かい指導を行います。

休日は日曜、祝日、年末年始、夏季休暇(2日)の他、有給休暇(初年度10日)及び特別有給休暇あり。学会・研修会など参加のための補助制度あり。


ホームページ:http://business2.plala.or.jp/kawagoe/toppage.htm

連絡先:川越病院 電話 075-771-2972(代)

担当者:西村 伊三男  kawagoez@pluto.plala.or.jp

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有馬病院

当院は370床、7つの病棟を持つ私立単科精神科病院で、性格の異なる2つの計74床の急性期治療病棟を持つことが特徴です。一つは、重症気分障害、統合失調症、認知症等精神疾患全般の急性期入院病棟です。もう一つは、特にうつ治療専門病棟として認知行動療法主体のうつ病リワークプログラムや光トポグラフィー検査を実施している、30床全個室のうつ病リワーク病棟を有しております。診断名のうつ病のみに限定せず、気分障害、ストレス関連障害、広汎性発達障害等のうつ状態の治療にも対応しています。精神科疾患の中核となりつつある気分障害について、様々な医療機関からの入院依頼もあり、認知行動療法の専門家もいることで、総合的な治療実践が可能となっています。単なる薬物療法だけの治療ではなく、精神療法的アプローチも含めた専門的かつ総合的な治療実践を学べることが、当院の最大の特徴と言えるでしょう。また、当院では院内で統一された治療法をとるのではなく、個々人の専門性をいかしてより自主的、主体的な取り組み方が推奨されていることも特徴と言えるかもしれません。

ホームページ:http://arimahp.or.jp/

連絡先:医療法人内海慈仁会 有馬病院 電話 078-904-0721(代) Fax:078-904-3186

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