京都府立医科大学大学院 医学研究科 精神機能病態学
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 当教室では、専門性をもった診療をおこなっています。
それらの診療のさらなる向上のため、さまざまな臨床研究を進めています。
また、各領域において最新の専門診療を医療現場で提供するため、また臨床研究の発展を目的とし、世界で先進的な医療・臨床研究を行っている機関への教員の留学を推進しています。平成19年以降はイギリス・ロンドン大学セントジョージ校摂食障害部門、イギリス・ロンドン大学キングス校摂食障害臨床研究部門、カナダ・トロント大学老年精神医学部門、オランダ・アムステルダム大学アカデミック・メディカル・センター、オーストラリア・フリンダース大学。
外部リンクに移動します。 外来担当表などについてはこちらをご覧下さい。(外部リンクに移動します。)

コンサルテーション・リエゾングループ
臨床・研究
臨 床
 身体疾患の治療のため入院されている患者さんには、入院環境そのもの、身体疾患とその治療に伴う心身への負担などにより、不安や不眠、抑うつ、せん妄などの精神的な不調が生じることがあります。当グループは、当院の身体疾患治療病棟における入院患者さんの精神的な問題に対し、治療にあたっている診療科と連携して、専門的なサポートや治療を提供します。また、診療の質の向上のために、グループ内のカンファレンス、および多職種チームでの院内ラウンドを定期的に実施しております。なお、当院は日本総合病院精神医学会の専門医研修施設に認定されています。

研 究
 精神症状を伴う身体疾患患者の精神状態の増悪頻度および変化の予測因子に関する研究や、がん患者に生じた抑うつ症状への抗うつ薬の有効性に関する研究など、身体疾患治療病棟における精神症状の実態把握や治療介入に関する研究を行っています。富永准教授、綾仁講師、桑原助教、松本併任助教、大矢助教、北岡大学院生が、病院全体のリエゾン依頼件数や依頼診療科ごとの依頼内容や介入期間などを集計し、臨床疫学的な観点から効率的なリエゾン介入方法を検証する研究の実施も予定しています。
(桑原 明子)
主な論文
  1. 大矢 希. 【リハビリテーション医療の現場で知っておきたい精神科関連の実践的知識】統合失調症について. MB Medical Rehabilitation No. 297, 42-47, 2024
  2. 大矢 希. 【入院患者の精神症状】不安へのアプローチ 不安の評価と鑑別、治療方針. 月刊薬事 65(15), 3054-3058, 2023
  3. Matsumoto Y, Ayani N, Oya N, Kitaoka R, Watanabe A, Yoshii H, Kitaura Y, Inoue S, Narumoto J. Frequency and Predictors of Perioperative Psychiatric Symptom Worsening in Patients with Schizophrenia Spectrum Disorders. General Hospital Psychiatry. 2023 Sep 30:S0163-8343(23)00156-1. Doi: 10.1016/j.genhosppsych.2023.09.011.
  4. 富永 敏行. 身体症状症の概念、診断の技、現場での応用.精神科診断学 14 102-108, 2021.
  5. Omichi C, Ayani N, Oya N, Matsumoto Y, Tanaka M, Morimoto T, Kadotani H, Narumoto J. Association between discontinuation of benzodiazepine receptor agonists and post-operative delirium among inpatients with liaison intervention: A retrospective cohort study. Comprehensive Psychiatry, 2021 Jan;104:152216. doi: 10.1016/j.comppsych.2020.152216. Epub 2020 Nov 17.
  6. 綾仁 信貴,成本 迅.術前・術後管理必携 2020 V 術後合併症とその管理 3.精神・神経系 術後せん妄・不穏.消化器外科. 43: 838-841, 2020
  7. Matsumoto Y, Ayani N, Narumoto J. Frequency and predictors of perioperative psychiatric symptom worsening among patients with psychiatric disorders. Compr Psychiatry. 2019 Nov; 95;152138
  8. .綾仁 信貴.【精神科臨床144のQ&A】(第15章)リエゾン 就寝前薬を内服するときにはすでに不穏なせん妄の患者さんにどう対処すれば良いでしょうか? (Q&A/特集) 精神科治療学33巻増刊, 274-275, 2018.
  9. Hatano Y, Yamada M, Nakagawa K, Nanri H, Kawase M, Fukui K. Using drawing tests to explore the multidimensional psychological aspects of children with cancer. Jpn J Clin Oncol. 2014: 44:1009-1012
主な学会
  1. 大矢 希. [よくわかるシリーズ15] 向精神薬の実際 . 第36回日本サイコオンコロジー学会総会. 2023.10.7. 奈良
  2. 大矢 希. リエゾン(連携)の意義を精神医学の立場から考察する. 第31回日本医学会総会. 2023.4.21-24, 東京
  3. 北岡 力、綾仁 信貴、横井 崇人、武田 圭祐、中井 光樹、大矢 希、浦松 敬宏、小川 恭平、堀口 剛、中村 猛、成本 迅. 精神科リエゾン介入の有無と術後向精神薬使用量に関する臨床疫学的研究(中間報告).第35回日本総合病院精神医学会総会. 2023.11.17-18, 宮城.
  4. 綾仁 信貴、黒川 拓也、松本 佳大、大矢 希、北岡 力、成本 迅.不眠症を有する総合病院外来患者に用いられる睡眠薬の実態調査.第33回日本臨床精神神経薬理学会年会, 2023.09.28-29, 愛媛.
  5. 綾仁 信貴、大矢 希、松本 佳大、全 完、成本 迅.経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)後のせん妄発生率及び生命予後に関する臨床疫学的研究(中間報告). 第119回日本精神神経学会学術総会. 2023.06.22-24, 神奈川.
  6. 大矢希. 周産期メンタルヘルスにおける精神医療の関わりに関する現状. シンポジウム「妊娠期からのCo-production ~当事者・こども・家族・支援者の対等なパートナーシップ~」. 第65回日本病院・地域精神医学会総会 2022.12.11. 京都
  7. 大矢希. 「患者よし、主診療科よし、病棟よし」リエゾン医による三方よしを目指した向精神薬の使い分け. シンポジウム「不眠・せん妄に対する向精神薬の薬理学的知識と使い分けについて」. 第35回日本サイコオンコロジー学会総会. 2022.10.14 東京
  8. 松本 佳大、綾仁 信貴、大矢 希、井上 真一郎、北浦 祐一、成本 迅.統合失調症患者における周術期精神症状の悪化頻度と予測因子に関する研究(中間報告). 第118回日本精神神経学会学術総会. 2022.06.16-18, 福岡.
  9. 赤井 智香, 渡辺 杏里, 大矢 希, 綾仁 信貴, 栗生 宜明, 成本 迅. S状結腸癌による腸管狭窄への治療を拒否したため医療同意能力評価を基に意思決定支援を行ったせん妄の症例. 第127回近畿精神神経学会. 2021.01.23, Web開催
  10. 大道 智恵、綾仁 信貴、松本 佳大、大矢 希、松岡 照之、古林 勉、黒田 純也、成本 迅. 向精神薬投与中の血球減少を契機に急性前骨髄球性白血病と診断された2症例. 第33回日本総合病院精神医学会総会. 2020.12.7-13, Web開催
  11. Omichi C, Ayani N, Oya N, Matsumoto Y, Tanaka M, Narumoto J. The association between continuation, discontinuation, or initiation of benzodiazepine receptor agonists and postoperative delirium: a retrospective cohort study. 28th European Congress of Psychiatry. 2020 July 4th-7th; Virtual Congress
  12. 大道 智恵,綾仁 信貴,松本 佳大,大矢 希,田中 真紀,成本 迅.ベンゾジアゼピン受容体作動薬内服と術後せん妄発症の関連.第32回日本総合病院精神医学会総会.2019, 11, 15-17, 岡山.
  13. 横井 崇人,綾仁 信貴,大矢 希,松本 佳大,成本 迅.当院でのせん妄予防介入依頼患者の術後せん妄発症状況についての調査.第125回近畿精神神経学会.2019, 7, 27, 兵庫.
  14. 大道 智恵,綾仁 信貴,松本 佳大,大矢 希,田中 真紀,成本 迅.ベンゾジアゼピン受容体作動薬内服と術後せん妄発症の関連.日本睡眠学会大44回定期学術集会.2019, 06, 27-28, 愛知.
  15. 金子 まりん,綾仁 信貴,成本 迅,田浦 喜裕,柳生 茂希.「髄芽腫術後の衝動制御困難に対しカルバマゼピンが有効であった1例」.第124回近畿精神神経学会.2019, 2, 16, 和歌山.
  16. 山田 香菜子,綾仁 信貴,小野 淳子,飯田 直子,成本 迅,前田 吉宣,山岸 正明.自己誘発性嘔吐をする3歳女児の一症例.第124回近畿精神神経学会.2019, 2, 16, 和歌山.
  17. 綾仁 信貴,富永 敏行,成本 迅.専門研修施設におけるリエゾン介入の安全性・公平性・効率性向上の取組と課題.第31回日本総合病院精神医学会総会.2018, 11, 30-12, 1, 東京.
  18. 大矢 希, 綾仁 信貴,上村 宏,富永 敏行,成本 迅.無床総合病院での精神科医単独の啓発活動とリエゾン介入依頼内容への影響.第31回日本総合病院精神医学会総会.2018, 11, 30-12, 1, 東京.
  19. 松本 佳大,綾仁 信貴,富永 敏行,成本 迅.精神疾患合併患者における精神症状悪化の頻度と予測因子に関する研究(最終報告).第31回日本総合病院精神医学会総会.2018, 11, 30-12, 1, 東京.
  20. 林田 圭祐,綾仁 信貴,富永 敏行,水原 祐起,安田 美緒,小川 恭平,成本 迅.精神疾患合併患者の向精神薬服用下での授乳可否判断.第123回近畿精神神経学会.2018, 8, 4, 大阪.
  21. 松本 佳大,綾仁 信貴,富永 敏行,成本 迅.精神疾患合併患者における精神症状悪化の頻度と予測因子に関する研究(中間報告).第30回日本総合病院精神医学会総会.2017, 11, 17-18, 富山.
  22. 綾仁 信貴.当院リエゾン・コンサルテーション業務の改善への取組 -データ管理による現状把握・分析および介入の効果と課題-.第43回日本診療情報管理学会学術大会. 2017, 9, 21-22, 札幌.
  23. 林 美里,綾仁 信貴,藁谷 深洋子,伊東亜未,成本 迅.精神疾患合併患者の周産期管理の対応と課題-当院での3症例をもとに-.第121回近畿精神神経学会.2017, 8, 5, 滋賀.
  24. 綾仁 信貴,成本 迅.当院リエゾン・コンサルテーション外来の業務管理-術前ルーチン依頼削減に向けた取組の効果と課題-. 第17回日本外来精神医療学会. 2017, 7, 10-11, 京都.
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思春期・青年期グループ
臨床・研究
臨 床
 飯田学内講師、桑原助教、小野併任助教、林田併任助教が担当しています。児童青年期の精神症状を呈する患者さんに対して問診を行い、必要に応じて各種検査をあわせ、診断・見立てを行った上で精神療法を行い、必要に応じて薬物療法を組み合わせて治療しています。治療過程において家族との面談、学校や児童相談所等の教育・福祉との連携も適宜行います。診断分類としては、身体表現性障害、転換性障害、摂食障害や、発達障害の二次障害が多くなっています。なお、摂食障害は児童青年期に限らず神経性やせ症を中心に対応していますが、完全予約制としており、関連機関とネットワークを構築し、外来・入院治療から社会支援まで、摂食障害特有の精神病理と社会機能に着目しながら支援することを重視しています。また、子どものこころ専門医研修施設群にもなっています。

研 究
 摂食障害の社会機能への介入研究、重症摂食障害の精神病理に関する症例研究、注意欠陥多動性障害に対する薬物療法終結に関する研究を行っています。
「摂食障害の社会機能に対する『社会認知ならびに対人関係トレーニング(SCIT)』の介入研究」の参加者を募集しております。
   
(飯田 直子)
書 籍
  1. モーズレイモデルによる家族のための摂食障害こころのケア 原著2版 中里道子, 友竹正人, 水原祐起 南山堂 2022.
  2. モーズレイ神経性やせ症治療 MANTRAワークブック. 中里道子, 友竹正人, 水原祐起 南山堂 2021.
主な論文
  1. 1. Iida N, Ono J, Mizuhara Y, Narumoto J. The subjective assessment of work and social adjustment impairments and associated psychopathologies in Japanese adult female patients with anorexia nervosa. Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports Volume 2, Issue 4 Dec 2023
  2. Iida N, Wada Y, Yamashita T, Aoyama M, Hirai K, Narumoto J. Effectiveness of parent training in improving stress-coping capability, anxiety, and depression in mothers raising children with autism spectrum disorder. Neuropsychiatric Disease and Treatment.14: 3355-3362,2018.
  3. Nagahara Y, Nakamae T, Nishizawa S, Mizuhara Y, Moritoki Y, Wada Y, Sakai Y, Yamashita T, Narumoto J, Miyata J, Yamada K, Fukui K. A tract-based spatial statistics study in anorexia nervosa. Abnormality in the fornix and the cerebellum. Jun 3; 51: 72-7, 2014.
  4. Choi H, Yamashita T, Wada Y, Kohigashi M, Mizuhara Y, Nagahara Y, Nishizawa S, Tominaga T, Fukui K. Predictors for exacerbation/improvement postpartum depression - A focus on anxiety, the mothers' experience of being cared for by their parents in childhood and borderline personality. A perspective study in Japan. Journal of Affective Disorders 150: 507-512,2013.
  5. 水原祐起 摂食障害の治療について考える MANTRAによる成人の神経性やせ症治療 認知療法研究 15巻1号 p 5-6. 2022
  6. 水原祐起 摂食障害における「こころ」と「身体」と「行動」 心身医学62 巻 3 号 p. 230-234. 2022.
  7. 水原祐起【摂食障害,その人格の病理,社会的背景の影響と治療的意味-痩せすぎモデル禁止法にむけて-】健康体重でのダイエットの危険性 精神神経学雑誌 121巻6号 p473-478. 2019.
  8. 水原祐起 摂食障害治療の国際比較 イギリス・モーズレー病院での摂食障害臨床の経験から 精神神経学雑誌2019特別号 Page S716. 2019
  9. 飯田直子 【精神科臨床144のQ&A】(第4章)摂食障害 神経性食欲不振症の患者さんの入院と退院のタイミングはどのように決めればよいでしょうか?(Q&A/特集) 精神科治療学33巻増刊 p118-119. 2018.
  10. 小野淳子 【精神科臨床144のQ&A】(第4章)摂食障害 神経性食欲不振症の食へのこだわり、患者さんの要望にどこまで応えたらいいのでしょうか?(Q&A/特集) 精神科治療学33巻増刊 p120-121. 2018.
主な学会発表
  1. 林田圭祐、飯田直子、芳賀大輔、小野淳子、水原祐起、成本迅.「摂食障害の社会機能に対する「社会認知ならびに対人関係トレーニング(SCIT)」の介入研究 第1報」第26回日本摂食障害学会学術集会:2023年10月23日. 東京
  2. Iida N, Ikegami A, Ono J, Mizuhara Y, Narumoto J. Work and social adjustment impairments and associated psychopathologies in Japanese adult female patients with anorexia nervosa. International Conference on Eating Disorders (ICED), 2022 June 9-10, A Virtual Experience.
  3. 林田圭祐、飯田直子、水原祐起、岡部佳世子、成本迅.「トークンエコノミー法と再養育療法的介入が有効であった前思春期発症の神経性やせ症女児」第129回 近畿精神神経学会 2022年3月12日. 大阪
  4. 樋口サキ、鈴木智晴、桑原明子、飯田直子、成本迅.「精神科入院を機に虐待が発覚した小児の神経性やせ症の1例」第130回近畿精神神経学会:2022年7月9日. 大阪
  5. Minamisawa A, Iida N. Therapy of anorexia nervosa: From the perspective of Bion’s group theory. 2nd Regional Meeting of International Society for Adolescent Psychiatry and Psychology, 2018 June 29- July 1 Osaka, Japan
  6. Mizuhara Y, Wada Y, Choi H, Shibata K, Hatano Y, Nishizawa S, Fukui K. Three Cases of Spontaneous Pneumomediastinum in Anorexia Nervosa-Restricting Type. 11th London International Eating Disorders Conference, 2013 March 19-21 London, UK.
  7. Choi H, Wada Y, Fujimori A, Yamamoto H, Nanri H, Yamashita T, Fukui K.  A prospective study of postpartum depression and factors involved in its exacerbation focusing on borderline personality trait and co-dependency. 4th world congress on women's mental health, 2011 March 16-19 Madrid, Spain.
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老年期グループ
臨床・研究
臨 床
 老年期外来にて、主に成本教授、松岡講師、中村併任学内講師、柴田併任講師、今井医員が外来診療を、公認心理師の前田技師が認知機能検査を担当しています。また当院は平成23年10月に認知症疾患医療センターの指定を受け、当科としても積極的に関与しています。
 患者さんは認知機能障害を有する方が中心ですが、うつ病や幻覚妄想状態の方もおられ、老年期の精神障害のほぼ全般に関する診断・治療を行っています。MRIやSPECT、神経心理学的評価、行動評価に基づく臨床診断の後、認知機能障害、精神症状・不適応行動に対する薬物療法と、精神療法、介護者支援を行っています。また、認知症疾患医療センター所属のソーシャルワーカー、看護師、看護学科の教員とも連携して、多職種チームでの診療を行っています。
 精神科医による認知症診療の特徴を生かすため、次の3点については特に力を入れています。

1) 精神症状で発症する認知症を、精神症状を治療しながら経過をフォローして診断すること。
2) 認知症患者の80%以上に見られるとされる精神症状・不適応行動に対する治療。
3) 介護者の特性や心理面に配慮した支援。

研 究
 認知症性疾患や老年期うつ病、老年期幻覚妄想等を対象として、神経心理学的・ニューロイメージング手法を用いた臨床研究を行っています。 平成24年10月からは科学技術振興機構社会技術研究センター(JST/RISTEX)の「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」開発領域に 「認知症高齢者の医療選択をサポートするシステムの開発」が採択 され、認知症の方がスムーズに医療を受けるための法制度を含めた包括的な支援システムの開発に取り組みました。プロジェクトで 作成した、認知症の人への医療行為に関する医療従事者向け、地域支援者向け、本人と家族向けのガイドは上記のホームページから ダウンロードできます。また、プロジェクトの成果をまとめた書籍を出版しました。このプロジェクトと関連して、テキサス大学の Royall教授が開発した医療同意能力と関連が深いとされ、世界中で使用されている遂行機能評価尺度EXIT25とCLOXの日本版を作成して妥当性についての論文を発表しました(日本語版はこちらからダウンロード可能です)。
 平成29年度からは松果体に注目した研究、令和元年度からは内受容感覚や軽度行動障害に注目した研究なども行っております。これら研究は論文と して発表しているほか、主に日本老年精神医学会と国際老年精神医学会で毎年発表しています。
 また、成本、加藤、上野、大矢、樋山は、消費者庁新未来創造戦略本部の客員研究官として認知症がある消費者の支援、保護に関する研究を行っています。
 令和5年度から、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムにおいて、金融機関を含めた地域の見守りに関する実証研究と、金融取引能力の有無を判定するアプリケーションの開発に取り組んでいます。
(成本 迅)
書籍
  1. 成本 迅,谷向仁編.スペシャリストが教える 認知症を合併している患者の診かた、関わり方.東京:新興医学出版社: pp1-120, 2021.
  2. 一般社団法人日本意思決定支援機構(著). 必携 認知症の人にやさしいマンションガイド. クリエイツかもがわ,京都:pp1-86, 2019.
  3. 成本 迅,藤田卓仙,小賀野晶一 編.認知症と医療[公私で支える高齢者の地域生活].東京:勁草書房: pp1-275, 2018.
  4. 成本 迅, COLTEMプロジェクト(編著). 実践 認知症の人にやさしい金融ガイド. クリエイツかもがわ,京都:pp1-101, 2017.
  5. 成本 迅, 「認知症高齢者の医療選択をサポートするシステムの開発」プロジェクト(編著).認知症の人の医療選択と意思決定支援,クリエイツかもがわ,京都:pp1-224,2016.
  6. 三村 將(監修), 成本 迅(監訳). 医療従事者のための同意能力評価の進め方・考え方. 振興医学出版社, 東京:pp1-156, 2015.
主な論文
  1. Yasuda T, Matsuoka T, Takagi T, Oya N, Akazawa K, Inoue R, Mizushima K, Ouchi N, Adachi A, Kamitani T, Itoh Y, Naito Y, Yamada K, Matoba S, Narumoto J.The gut microbiota associated with pineal gland calcification. Geriatr Gerontol Int. 2024 Jan;24(1):178-180.
  2. Matsuoka T, Ismail Z, Imai A, Shibata K, Nakamura K, Nishimura Y, Rubinstein E, Uchida H, Mimura M, Narumoto J. Relationship between Loneliness and Mild Behavioral Impairment: Validation of the Japanese Version of the MBI Checklist and a Cross-Sectional Study. J Alzheimers Dis. 2024;97(4):1951-1960.
  3. Sun W, Matsuoka T, Imai A, Narumoto J. Relationship between eating problems and the risk of dementia: A retrospective study. Psychogeriatrics. 2023 Nov;23(6):1043-1050.
  4. Matsuoka T, Narumoto J, Morii-Kitani F, Niwa F, Mizuno T, Abe M, Takano H, Wakasugi N, Shima A, Sawamoto N, Ito H, Toda W, Hanakawa T; Parkinson's and Alzheimer's disease Dimensional Neuroimaging Initiative.Contribution of amyloid and putative Lewy body pathologies in neuropsychiatric symptoms. Int J Geriatr Psychiatry. 2023 Sep;38(9):e5993.
  5. Oba H, Hiyama M, Okamoto H, Onoda R, Matsuoka T, Sato S, Narumoto J.Inter-rater reliability of the Conversational Assessment of Neurocognitive Dysfunction. Psychogeriatrics. 2023 Jul;23(4):667-674.
  6. Imai A, Matsuoka T, Narumoto J. Emotional Dysregulation in Mild Behavioral Impairment Is Associated with Reduced Cortical Thickness in the Right Supramarginal Gyrus. J Alzheimers Dis. 2023;93(2):521-532.
  7. Matsuoka T, Imai A, Narumoto J. Neuroimaging of mild behavioral impairment: A systematic review. Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports. 13 February 2023.
  8. Ueno D, Ohira H, Narumoto J. Interoception and the Autonomic Nervous System: Investigating Affect, Decision-Making, and Mental Health. Front Neurosci. 2023 Jan 13;16:1130324. doi: 10.3389/fnins.2022.1130324. eCollection 2023.
  9. Imai A, Matsuoka T, Narumoto J. Older people with severe loneliness have an atrophied thalamus, hippocampus, and entorhinal cortex. Int J Geriatr Psychiatry. 2022 Nov 12;37(12). doi: 10.1002/gps.5845. Online ahead of print.
  10. Matsuoka T, Imai A, Narumoto J. Pineal volume reduction as the neural correlate of very late-onset schizophrenia-like psychosis. Asian J Psychiatr. 2022 Sep 5;77:103251. doi: 10.1016/j.ajp.2022.103251. Online ahead of print.
  11. Ueno D, Arakawa M, Fujii Y, Amano S, Kato Y, Matsuoka T, Narumoto J. Psychosocial characteristics of victims of special fraud among Japanese older adults: A cross-sectional study using scam vulnerability scale. Front Psychol. 2022 Jul 25;13:960442. doi: 10.3389/fpsyg.2022.960442. eCollection 2022.
  12. 藤井美紗,加藤佑佳,椎名基晴,名倉勇一郎,小賀野晶一,成本 迅.遺言能力の有無が争点となった遺言無効確認請求訴訟判例の医学・心理学的検討.高齢者のケアと行動科学,26: 122-131, 2021.
  13. 樋山雅美,江口洋子,松田有希子,成本 迅.高齢者の購買行動と認知機能の関連.国民生活研究,61(1): 27-39, 2021.
  14. Imai A, Matsuoka T, Kato Y, Narumoto J. Diagnostic performance and neural basis of the combination of free- and pre-drawn Clock Drawing Test. Int J Geriatr Psychiatry. 2022 Mar 4;37(4). doi: 10.1002/gps.5699. Online ahead of print.
  15. Ueno D, Daiku Y, Eguchi Y, Iwata M, Amano S, Ayani N, Nakamura K, Kato Y, Matsuoka T, Narumoto J. Mild Cognitive Decline Is a Risk Factor for Scam Vulnerability in Older Adults. Front Psychiatry 2021 Dec 20;12:685451. doi: 10.3389/fpsyt.2021.685451. eCollection 2021.
  16. Sun W, Matsuoka T, Narumoto J. Decision-Making Support for People With Alzheimer's Disease: A Narrative Review. Front Psychol 2021 Nov 12;12:750803. doi: 10.3389/fpsyg.2021.750803. eCollection 2021.
  17. Sun W, Matsuoka T, Imai A, Oya N, Narumoto J. Effects of Hearing Impairment, Quality of Life and Pain on Depressive Symptoms in Elderly People: A Cross-Sectional Study. Int J Environ Res Public Health 2021 Nov 22;18(22):12265. doi: 10.3390/ijerph182212265.
  18. Matsuoka T, Ueno D, Ismail Z, Rubinstein E, Uchida H, Mimura M, Narumoto J. Neural correlates of mild behavioral impairment: A functional brain connectivity study using resting-state functional magnetic resonance imaging. J Alzheimers Dis 2021; 83(3):1221-1231. doi: 10.3233/JAD-210628.
  19. Kato Y, Matsuoka T, Eguchi Y, Iiboshi K, Koumi H, Nakamura K, Okabe K, Nakaaki S, Furukawa TA, Mimura M, Narumoto J. Anxiety Impacts Consent Capacity to Treatment in Alzheimer's Disease. Front Psychol. 2021 Jun 14;12:685430. doi: 10.3389/fpsyg.2021.685430. eCollection 2021.
  20. Oba H, Matsuoka T, Kato Y, Watson R, Mansfield E, Sanson-Fisher R, Narumoto J. Attitude toward dementia and preferences for diagnosis in Japanese health service consumers. BMC Health Serv Res. 2021 May 3;21(1):411. doi: 10.1186/s12913-021-06381-9.
  21. Oba H, Kadoya Y, Okamoto H, Matsuoka T, Abe Y, Shibata K, Narumoto J. The Economic Burden of Dementia: Evidence from a Survey of Households of People with Dementia and Their Caregivers. Int J Environ Res Public Health. 2021 Mar 8;18(5):2717. doi: 10.3390/ijerph18052717.
  22. Ueno D, Matsuoka T, Kato Y, Ayani N, Maeda S, Takeda M, Narumoto J. Individual differences in interoceptive accuracy are correlated with salience network connectivity in older adults. Front Aging Neurosci, 2020 Dec 1;12:592002.
  23. Sun W, Matsuoka T, Oba H, Narumoto J. Importance of loneliness in behavioral and psychological symptoms of dementia. Int J Geriatr Psychiatry. 2021 Apr;36(4):540-546.
  24. Matsuoka T, Oya N, Yokota H, Akazawa K, Yamada K, Narumoto J; Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative. Pineal volume reduction in patients with mild cognitive impairment who converted to Alzheimer’s disease. Psychiatry Clin Neurosci. 2020 Nov;74(11):587-593.
  25. Matsuoka, T., Kato, Y., Shibata, K., et al.:Importance of long-term involvement for older people living in severe squalor: A case report. Asian J Psychiatr. 2020 Aug;52:102146.
  26. 上野大介・大工泰裕・江口洋子・成本迅. 心理社会的特性と認知機能に基づく高齢者の詐欺被害防止に関する今後の展望. 生老病死の行動科学 24, 9-21, 2020.
  27. Oba H, Kadoya Y, Matsuoka T, Narumoto J. Cognitive decline reduces household spending among older people. Psychogeriatrics. 2020; 20(1):28-34.
  28. Matsuoka T, Taniguchi S, Imai A, Fujimoto H, Narumoto J. Preliminary study of the role of general hospital psychiatric ward for patients with dementia in Japan. Asian J Psychiatr, 2020; 47: 101837.
  29. Matsuoka T, Ismail Z, Narumoto J. Prevalence of Mild Behavioral Impairment and risk of dementia in a psychiatric outpatient clinic. J Alzheimers Dis, 2019; 70(2): 505-513.
  30. Matsuoka T, Imai A, Fujimoto H, Kato Y, Shibata K, Nakamura K, Yokota H, Yamada K, Narumoto J. Neural correlates of sleep disturbance in Alzheimer’s disease: role of the precuneus in sleep disturbance. J Alzheimers Dis, 2018; 63(3): 957-964.
  31. Oba H, Matsuoka T, Kato Y, Narumoto J. Factors associated with quality of life of dementia caregivers: Direct and indirect effects. J Adv Nurs, 2018; 74(9): 2126-2134.
  32. 加藤佑佳,成本 迅.認知症等高齢者の取引に係る判断能力についての医学的分析.現代消費者法, 2018, 39: 77-83
  33. Oba H, Matsuoka T, Imai A, Fujimoto H, Kato Y, Shibata K, Nakamura K, Narumoto J. Interaction between Memory Impairment and Depressive Symptoms Can Exacerbate Anosognosia: A Comparison of Alzheimer’s Disease with Mild Cognitive Impairment. Aging and Mental Health. 2018 Mar 12: 1-7.
  34. Matsuoka T, Kato Y, Imai A, Fujimoto H, Shibata K, Nakamura K, Yamada K, Narumoto J. Differences in the neural correlates of frontal lobe tests. Psychogeriatrics, 2018; 18: 42-48.
  35. Matsuoka T, Imai A, Fujimoto H, Kato Y, Shibata K, Nakamura K, Yokota H, Yamada K, Narumoto J. Reduced pieal volume in Alzheimer disease: a restrospective cross-sectional MR imaging study. Radiology, 2018 Jan;286(1):239-248.
  36. 成本 迅. 医療等の意思決定が困難な人に対する支援の方法:老年精神医学の視点から. 実践 成年後見, 2018; 72: 79-85.
  37. 加藤佑佳, 松田万祐理,澤田親男,原田倫治,山田美和,加嶋晶子,柏 由紀子,細井 哲,横田 勲,手良向 聡, 成本 迅. 高齢統合失調症患者を対象とした抗精神病薬と脂質異常症治療薬に関する医療同意能力の比較及びデシジョン・エイドによる介入の試み;MacArthur Competence Assessment Tool for Treatmentを用いて. 精神医学60(1), 75-83, 2018.
  38. Taniguchi S, Matsuoka T, Hikawa T, Machihara A, Shibata K, Miki H, Shimizu H, Narumoto J. Effectiveness of treatment in wards for patients with dementia and issues associated with this treatment: A prospective analysis. Dementia, 2017, Jan 1: 1471301217730213. doi: 10.1177/1471301217730213. [Epub ahead of print].
  39. 飯干紀代子,岸本泰士郎,江口洋子,加藤佑佳,松岡照之,成本 迅,三村 將.テレビ会議システムを用いた時計描画検査の信頼性.高次脳機能研究37: 220-227, 2017.
  40. Fujimoto H, Matsuoka T, Kato Y, Shibata K, Nakamura K, Yamada K, Narumoto J. Brain regions associated with anosognosia for memory disturbance in Alzheimer’s disease: a magnetic resonance imaging study. Neuropsychiatr Dis Treat 13:1753-1759, 2017.
  41. 加藤佑佳. 神経心理学的観点から高齢者取引を分析する. 消費者法ニュース112. 247-249, 2017.
  42. 加藤佑佳. 85歳以上の超高齢者における認知機能の特徴. 地域ケアリング 19(9):64-67, 2017.
  43. 成本 迅.特集 高齢者との金融取引における課題;地域の高齢顧客をどう守るのか. 第1章 医学から見た認知症高齢顧客の特徴とトラブル防止.KINZAIファイナンシャルプラン: 4-8, 2016.
国際学会発表
  1. Ueno D, Toyama A, Matsuoka T, Kato Y, Ohira H, Narumoto J. Correlation between interoceptive learning and decision-making: A pilot study using reinforcement learning model. Society for Affective Science Annual Conference, 2024, 3.1-3, New Orleans, US.
  2. Ueno D, Tominaga T, Aoyama T, Matsuoka T, Narumoto J. Brain functional connectivity related to the interoceptive improvement in older patients with somatic symptom disorders: A pilot resting-state fMRI study. 21th World Congress of Psychophysiology, 2023, 6.26-30, Geneve, Switzerland.
  3. Ueno D, Matsuoka T, Tominaga T, Kato Y, Onoda R, Narumoto J. A pilot study of the correlations between interoceptive accuracy, confidence in interoceptive accuracy, interoceptive awareness, and mood in the elderly. 2022 Society for Affective Science Annual Conference, 2022, 3.31-4.2. (Online)
  4. Matsuoka T, Ismail Z, Imai A, Shibata K, Nakamura K, Nishimura Y, Rubinstein E, Uchida H, Mimura M, Narumoto J. Influence of loneliness on mild behavioral impairment: a preliminary report. Regional IPA/JPS Meeting, 2021, 9.16-18. (Online)
  5. Sun W, Matsuoka T, Imai A, Oya N, Narumoto J. The effect of visual impairment and hearing impairment on depressive symptoms in elderly people. Regional IPA/JPS Meeting, 2021, 9.16-18. (Online)
  6. Ueno D, Matsuoka T, Tominaga T, Kato Y, Maeda S, Onoda R, Narumoto J. Pilot study of the correlations between interoceptive improvement, mood, and somatic symptoms in older adults. 20th World Congress of Psychophysiology, 2021, 9.7-11. (Online)
  7. Hiyama M, Kato Y, Iiboshi K, Eguchi Y, Shiina M, Nagura Y, Matsuoka T, Mimura M, Narumoto J. Development of testamentary capacity test. 20th WPA world congress of psychiatry. 2021.3.10-13. (virtual congress)
  8. Ueno D, Matsuoka T, Kato Y, Ayani N, Maeda S, Takeda M, Narumoto J. The correlation between individual differences of interoceptive accuracy and salience network connectivity in older adults. 39th Annual Scientific Meeting of Australasian Neuroscience Society, 2019, 12.3, Adelaide, Australia.
  9. Ueno D, Matsuoka T, Kato Y, Ayani N, Yoneda S, Matsuda M, Narumoto J. Pilot study of correlations among interoception, cognition, and depressive symptoms in the elderly. 19th World Congress of Psychophysiology, 2018,9. 7, Lucca, Italy.
  10. Kato Y, Narumoto J.Developing an education tool on evaluation of consent capacity to treatment for non-specialists in Japan.16th World Congress of Psychiatry, 2014.9.18, Madrid, Spain.
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強迫症(強迫性障害)・神経画像グループ
臨床・研究
臨 床
 予約制の専門外来として、阿部客員講師・渡辺助教・松本併任助教が外来診療を担当し、強迫症の患者さんを対象に診療を行っております。
 患者さんの状態に合わせて認知行動療法とSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を中心とした薬物療法を組み合わせて治療を行っており、担当医は全員、不安症学会が主催する「強迫性障害に対する認知療法・認知行動療法に関する研修会」を修了しております。

研 究
 強迫症の病態生理の解明と新たな治療法開発のために、MRIを用いた脳画像研究等を行っており、サプリメント(Nアセチルシステイン)による治療効果解明のための臨床研究を行っています(この研究の被験者の募集は終了しました)。
 ENIGMA-OCDという国際共同研究にも参加しています。
 行動の目標指向性と強迫症状の性質を分析する研究、強迫症家族の巻き込まれの程度とその関連因子に関する研究も進行中です。  

各種臨床試験の健常対照者様の募集について:
 強迫症の病態生理の解明と新たな治療法開発のために、上記の臨床試験を行っており、健常対照者様を広く募集しております。
(中前 貴)
主な論文
  1. Taishiro Kishimoto, Shotaro Kinoshita, Momoko Kitazawa, Akitoyo Hishimoto, Takeshi Asami, Akira Suda, Shogyoku Bun, Toshiaki Kikuchi, Mitsuhiro Sado, Akihiro Takamiya, Masaru Mimura, Yasunori Sato, Ryo Takemura, Kengo Nagashima, Takashi Nakamae, Yoshinari Abe, Tetsufumi Kanazawa, Yasuo Kawabata, Hiroaki Tomita, Koichi Abe, Seiji Hongo, Hiroshi Kimura, Aiko Sato, Hisashi Kida, Kei Sakuma, Michitaka Funayama, Naoya Sugiyama, Kousuke Hino, Toru Amagai, Maki Takamiya, Hideyuki Kodama, Kenichi Goto, Shuichiro Fujiwara, Hisanobu Kaiya, Kiichiro Nagao. Live two-way video versus face-to-face treatment for depression, anxiety, and obsessive-compulsive disorder: A 24-week randomized controlled trial. Psychiatry and Clin Neurosci. 2023
  2. Shotaro Kinoshita, Momoko Kitazawa, Yoshinari Abe, Akira Suda, Takashi Nakamae, Tetsufumi Kanazawa, Hiroaki Tomita, Akitoyo Hishimoto, Taishiro Kishimoto. Psychiatrists’ Perspectives on Advantages, Disadvantages and Challenging for Promotion Related to Telemedicine: Japan’s Clinical Experience During COVID-19 Pandemic. Journal of Technology in Behavioral Science. 2023
  3. Yuki Sakai, Yutaka Sakai, Yoshinari Abe, Jin Narumoto, Saori C. Tanaka. Memory trace imbalance in reinforcement and punishment systems can reinforce implicit choices leading to obsessive-compulsive behavior. Cell Reports 40(9) 111275-111275, 2022
  4. Kishimoto T, Kinoshita S, Bun S, Sato Y, Kitazawa M, Kikuchi T, Sado M, Takamiya A, Mimura M, Nakamae T, Abe Y, Kanazawa T, Kawabata Y, Tomita H, Abe K, Hishimoto A, Asami T, Suda A, Watanabe Y, Amagai T, Sakuma K, Kida H, Funayama M, Kimura H, Sato A, Fujiwara S, Nagao K, Sugiyama N, Takamiya M, Kodama H, Azekawa T. Japanese project for telepsychiatry evaluation during COVID-19: Treatment comparison trial (J-PROTECT): Rationale, design, and methodology. Contemporary clinical trials 106596-106596, 2021.
  5. Matsumoto Y, Nakamae T, Abe Y, Watanabe A, Narumoto J. Duration of untreated illness of patients with obsessive-compulsive disorder in Japan. Early intervention in psychiatry 2020.
  6. Watanabe A, Nakamae T, Sakai Y, Nishida S, Abe Y, Yamada K, Yokota I, Narumoto J. The Detection of White Matter Alterations in Obsessive-Compulsive Disorder Revealed by TRActs Constrained by UnderLying Anatomy (TRACULA). Neuropsychiatr Dis Treat, 14:1635-1643,2018.
  7. Abe Y, Sakai Y, Nishida S, Nakamae T, Yamada K, Fukui K, Narumoto J. Hyper-influence of the orbitofrontal cortex over the ventral striatum in obsessive-compulsive disorder. Eur Neuropsychopharmacol. 25:1898-1905, 2015.
  8. Nakamae T, Sakai Y, Abe Y, Nishida S, Fukui K, Yamada K, Kubota M, Denys D, Narumoto J. Altered Fronto-striatal Fiber Topography and Connectivity in Obsessive-Compulsive Disorder. PLOS ONE 9(11):e112075, 2014.
主な日本語論文
  1. 阿部能成. 【強迫症~レジデントが知っておきたい診断や治療のコツ~】強迫症の生物学的基盤. 精神科Resident 4(1) 22-24 2023
  2. 渡辺杏里. 【強迫症~レジデントが知っておきたい診断や治療のコツ~】治療・ケアの基本 強迫症のニューロモデュレーション. 精神科Resident 4(1) 43-45 2023
  3. 阿部能成. 【脳画像所見を日常臨床に活かすには】強迫症と脳画像解析. 精神科 43(3) 331-338, 2023
  4. 阿部能成. 【病的な「とらわれ」と「こだわり」の現在形―繰り返し行動などの臨床像や対応を含めて】とらわれとこだわりの神経生物学的メカニズムとは. 精神科治療学 38(2); 143-148, 2023
  5. 松本佳大, 阿部能成. 【臨床医が一度は考えてみたい治療終結のポイント】強迫症(強迫性障害)治療終結について. 精神科 40(5) 715-720 2022
  6. 松本佳大, 阿部能成. 【精神疾患患者の人生全体を視野に入れた治療と支援】強迫症(強迫性障害)の長期的展望. 臨床精神医学 50(11) 1199-1206 2021
  7. 渡辺杏里,中前 貴.【精神疾患・神経疾患における脳刺激法の現状と期待】強迫症における脳深部刺激法(DBS). 最新精神医学 26(5) 427-432 2021
  8. 渡辺杏里,中前 貴.【強迫についてあらためて考える】強迫症へのニューロモデュレーション DBS,rTMS,ECT. 精神医学 63(6) 953-959 2021.
  9. 松本佳大, 多賀千明. 【行動嗜癖・こだわりの行動-強迫性障害・依存・常同行動をどのように診るか-】強迫性パーソナリティ障害の診断及び他疾患との関連の変遷. 臨床精神医学 49(11);1763-1769,2020
  10. 渡辺杏里,中前 貴.【これでわかるECTと薬物療法のcutting edge】強迫症への電気けいれん療法の立ち位置と留意点. 臨床精神薬理 23(12); 1343-3474,2020
  11. 阿部能成.【脳画像解析による精神疾患の診断・評価の可能性】強迫症の脳画像解析による診断の可能性.臨床精神医学 49(4);495-500,2020.
  12. 中前 貴,多賀千明.【精神科臨床評価マニュアル[改訂版]】(第3章)精神科臨床評価 特定の精神障害に関連したもの 7強迫症および関連症群/強迫性障害および関連症群.臨床精神医学49(8):1316-1339,2020.
  13. 中前 貴,松本佳大.【強迫症の発達的な理解と対応】強迫症の基本的理解と未治療期間について.児童青年精神医学とその近接領域60(4):490-494,2019.
  14. 中前 貴.【さまざまな疾患における薬物療法の立ち位置】強迫症治療における薬物療法の立ち位置.臨床精神薬理22(7):677-682,2019.
  15. 松本佳大,中前 貴.【ニューロモデュレーション治療の可能性】強迫症(強迫性障害)に対するrTMSの有用性.精神科34(6):600-604,2019.
  16. 中前 貴.【精神科臨床144のQ&A】(第3章)神経症圏 強迫性障害の患者さんから保証を求められたときにどのように対応すればよいでしょうか?(Q&A/特集)精神科治療学第33巻増刊号96-97,2018.
  17. 中前 貴,多賀千明.【精神疾患のアウトカムの測定(症状評価尺度)】強迫症のアウトカム測定.精神科32(5):423-427,2018.
  18. 渡辺杏里,中前 貴.【対人関係をめぐる精神科臨床】強迫症と対人関係.精神科治療学33(4):427-433,2018.
  19. 中前 貴,松岡照之.強迫症および関連症群と認知症.老年精神医学雑誌 29(1):41-46, 2018.
  20. 中前 貴.強迫症に対するニューロモデュレーション.不安症研究9(1):50-56, 2017.
  21. 渡辺杏里,中前 貴.強迫性障害の対応と治療.日本臨床別冊精神医学症候群II:142-146, 2017.
  22. 中前 貴.【強迫症の理解と治療の新たな展開II】強迫症に対する脳深部刺激療法・脳神経外科治療の可能性.精神科治療学32(4):533-539, 2017.
  23. 阿部能成.【強迫症の理解と治療の新たな展開I】強迫症の脳内メカニズムー最近の画像所見を中心にー.精神科治療学32(3):379-385, 2017.
  24. 中前 貴.【強迫症の理解と治療の新たな展開I】強迫性(compulsivity)の拡がりと連続性-脳内機序との関連から-.精神科治療学32(3):365-370, 2017.
  25. 中前 貴.Psychiatric Lecture 病態 強迫性障害の脳画像研究の発展と病態仮説.精神科臨床 Legato 2(2):78-81, 2016.
  26. 中前 貴,多賀千明.【精神科臨床評価マニュアル[2016年版]】(第3章)精神科臨床評価 特定の精神障害に関連したもの F4:不安障害 強迫性障害.臨床精神医学44増刊:409-427,2016.
  27. 阿部能成,中前 貴.【強迫とその周辺】強迫性障害のニューロイメージング.臨床精神医学44:1467-1476, 2015.
  28. 渡辺杏里,中前 貴.強迫性障害に対する治療法とその選び方.精神科臨床サービス15:45-51, 2015.
  29. 中前 貴.不安症と脳.不安症の事典.貝谷久宣,佐々木司,清水栄司編.東京:日本評論社,28-34, 2015.
  30. 中前 貴.扁桃体とその病態 強迫性障害における扁桃体.Clinical Neuroscience 32(6)678-679, 2014.
  31. 阿部能成、酒井雄希、多賀千明.強迫性障害に対するSRI長期投与のベネフィットとリスク、終了方法. 臨床精神薬理17(4):499-505, 2014.
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認知行動療法グループ
臨床・研究
臨 床
 予約制の専門外来として,主に富永准教授・正木客員講師が外来診療を,公認心理師の岡部技師が心理検査を担当し,「身体症状症(身体表現性障害;疼痛性障害を含む)」,「パニック症(パニック障害)」,「うつ病」などの患者さんを対象に診療を行っております。原因が不明である痛みなど,他科と連携して,身体症状症および関連症群の症例を積極的に診療しています。患者さんと話し合いながら,認知行動療法,SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などによる薬物療法などによる治療を行っております。
 2020年度に当院が集学的痛みセンターに認定され、疼痛緩和ケア科、膠原病リウマチ内科、リハビリテーション科と協同で集学的痛みセンター内で診療を行っており、月に一度定期的にカンファレンスを行っています。緩和ケア、非がんの緩和ケアなどにおいてもリエゾンチームと一緒に活動しています。

研 究
●The Somatic Symptom Disorder B Criteria Scale (SSD-12)日本語版の信頼性および妥当性の研究
●身体症状症および関連症群に対するグループ認知行動療法の効果 など。
 富永准教授,上野助教,桑原助教,岡部心理師,大矢助教、大学院生および京都第一赤十字病院,京都女子大学と共同で行っています。
●科研費若手研究 2019年度 若手研究 19K17115「身体症状症および関連症群に対するグループ認知行動療法の効果の実証」(研究代表者)
●科研費若手研究 2023年度 基盤研究(C) 23K07039「身体症状症関連群に遠隔・集団認知行動療法は効くか?- VRを用いた探求 -」(研究代表者) 【学 会】 第20回日本認知療法・認知行動療法学会(2020年11月21日-23日;大会長:龍谷大学 須賀英道先生、富永)をオンラインで開催しました。

学 会
第20回日本認知療法・認知行動療法学会(2020年11月21日-23日;大会長:龍谷大学 須賀英道先生,富永)をオンラインで開催しました。
(富永 敏行)
書籍
  1. 大矢希. サイコロジカル・ファーストエイド:ジョンズホプキンス・ガイド 第1章翻訳を担当. ジョージ・S・エヴァリー 、ジェフリー・M・ラティング 著, 澤 明, 神庭 重信 監修, 中尾 智博,久我 弘典, 浅田 仁子 監訳, 日本若手精神科医の会(JYPO)訳 金剛出版. 2023.
  2. 富永敏行.今日の治療指針2024年版 「身体症状症」を執筆.医学書院,2024.
    富永敏行.今日の治療指針2023年版 「解離性〔転換性〕障害」を執筆.医学書院,2023.
  3. 富永敏行.講座 精神疾患の臨床 第4巻「身体的苦痛症群 解離症群 心身症 食行動症または摂食症群」の「慢性疼痛」の稿を執筆.中山書店,2021年
  4. 富永敏行.摂食障害,睡眠障害,リエゾン精神医学.村井俊哉,野間俊一編集,子安増生監修.公認心理師のための精神医学 精神疾患とその治療.金芳堂,2020年
  5. 富永敏行.身体症状症による疼痛の病態.名越泰秀,西原真理編集.精神科医が慢性疼痛を診ると,南山堂,43-62,2019年
主な論文
  1. 富永敏行. 身体症状症の初期対応と治療. 20-23. 先端医学社, 2024
  2. 富永敏行. 身体症状症.今日の治療指針.1075-1076,医学書院, 2024.
  3. 大矢希. RAPID PFA によるメンタルヘルス問題への対応. 精神医学. 65(3) 355-361, 2023.
  4. 富永敏行. 身体症状症(慢性疼痛を含む)の認知行動療法ついて. 認知療法研究,16(1),20-29, 2023
  5. 富永敏行. 薬剤師がチーム医療で認知行動療法的アプローチを応用する期待と留意点:意思決定支援のツールとして 認知療法研究,16(2),127-136, 2023.
  6. 富永敏行. ChatGPTと心身医学の未来への期待.心身医学63 (5) 407, 2023.
  7. 富永敏行, 名越泰秀ら. 身体症状症の治療戦略-難治例へのテーラーメイド治療. 125 (12) 1010-1022. 2023.
  8. 富永敏行. 解離性(転換性)障害.今日の治療指針.1050-1051,医学書院2023.
  9. 富永敏行. 慢性疼痛を含む身体症状症に対する認知行動療法と身体的治療のコンビネーションについて,認知療法研究,16(1),20-29,2023.
  10. 富永敏行. 身体症状症.さまざまな場面で遭遇する精神疾患 思春期から成人期によくみられる精神疾患. 第151巻216-218,日本医師会雑誌 2022
  11. 富永敏行. 身体症状症と解離症.精神科第40巻第4号.494-502.科学評論社.2022
  12. 富永敏行. 身体的苦痛症または身体的体験症群.臨床精神医学.第51巻第4号.385-396.アークメディア.2022.
  13. 富永敏行. 身体症状症および関連症群のテーラーメイド治療ー難治例へのストラテジーを中心にー、身体症状症および関連症群に認知行動療法は何ができるのか.第118回日本精神神経学会学術総会 精神神経誌第124号4号付録.S461. 2022.
  14. 富永敏行. 身体症状症の概念,診断の技,現場での応用.精神科診断学 14 102-108, 2021.
  15. 富永敏行.器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?,身体症状症(Somatic symptom disorder: SSD)の診断の進歩.精神医学62(12): 1565-1577, 2020.
  16. 上野大介.内受容感覚の予測的処理から理解する身体症状症.精神医学 62(12): 1595-1604, 2020.
  17. 富永敏行.【痛みの診療と治療最前線】非器質的疼痛の治療戦略.日本医師会雑誌,日本医師会,2020年2月.
  18. 富永敏行,福永幹彦.司会のことば.第59回自主シンポジウム 身体症状症および関連症群(身体表現性障害)の治療最前線.心身医学.59(6):538,2019
  19. 富永敏行.【精神科診療マニュアル】身体症状症.精神科.35巻特別増刊号:180-186,2019年6月
  20. 富永敏行,名越泰秀.精神医学症候群(第 2 版) II,IX 身体症状症および関連症群 身体症状症.別冊日本臨牀 新領域別症候群シリーズ No.38.日本臨床社,236-241,2017
  21. 土田英人.全般性不安障害.公認心理士必携/精神医療・臨床心理の知識と技法.医学書院,74-76,2016
主な学会発表等
  1. 富永敏行. 第23回日本認知療法・認知行動療法学会シンポジウム「臨床で”チームの動機づけ”を高める集団認知行動療法のコツー多職種での検討ー」」2023年12月1日、広島.
  2. 藤岡真央 複雑な家庭環境を背景として、身体症状症に転換性障害を合併した思春期女児の一例
  3. Ueno D, Tominaga T, Aoyama T, Matsuoka T, Narumoto J. Brain functional connectivity related to the interoceptive improvement in older patients with somatic symptom disorders: A pilot resting-state fMRI study. 21th World Congress of Psychophysiology, 2023, 6.26-30; Switzerland.
  4. Tominaga T. The Validation of the Japanese version of the Somatic Symptom Disorder-B Criteria Scale (J-SSD-12) under psychiatric outpatient settings in Japan: A progress report, 10th World Congress of Cognitive and Behavioral Therapies. 2023, 6.2-4;Korea
  5. Tominaga T. The progress report on the study of the efficacy of Internet-Based Small Group Cognitive Behavioral Therapy (i-SGCBT) in patients with Somatic Symptoms and Related Disorders. 2023.6.2-4, Korea
  6. 富永敏行. オンラインで行う集団CBTの導入への工夫と意義 .第15回日本不安症学会、2023年5月19日、東京.
  7. 富永敏行.総合診療と精神科/心療内科の連携~京都府立医科大学の場合~.第66回日本心身医学会近畿地方会.2023年1月15日;大阪・ハイブリッド開催.
  8. 富永敏行.薬剤師がチーム医療で認知行動療的アプローチを応用する期待と留意点- 意思決定支援のツールとして -.第22回日本認知療法・認知行動療法学会シンポジウム.2022年11月11日;東京.
  9. 大矢希, 堀之内徹, 久我弘典, 中尾智博. The John Hopkins Guide to Psychological First Aid の紹介と啓発に向けた展望. シンポジウム「新型コロナウイルス感染症蔓延下の総合病院精神科における事業継続計画 (BCP) について考える」. 第35回日本総合病院精神医学会. 2022年10月28日;東京
  10. 富永敏行.身体症状症および関連症群に認知行動療法は何ができるのか.第118回日本精神神経学会総会シンポジウム.身体症状症および関連症群のテーラーメイド治療ー難治例へのストラテジーを中心にー.2022年6月17日;福岡
  11. 鈴木智晴, 飯田直子,富永敏行.第128回近畿精神神経学会『疼痛が主症状の老年期うつ病に対して修正型電気けいれん療法が奏功した1例』 2021年7月31日;オンライン
  12. 富永敏行. 第21回日本認知療法・認知行動療法学会総会・第18回日本うつ病学会 大会企画シンポジウムにて登壇『身体症状症(慢性疼痛を含む)に対する認知行動療法と身体的治療のコンビネーション』 2021年7月9日;ハイブリッド
  13. 富永敏行. 教育講演「身体症状症の診断概念,診断の技,現場での応用」.第40回日本精神科診断学会.2021年3月6日;オンライン
  14. 富永敏行. 一般演題「波立つこころに漢方を。」.京都漢方医学研究会2020 (学内精神科幹事).2021年2月4日;オンライン
  15. 富永敏行. 会長講演「身体症状症と認知療法・認知行動療法」.第20回日本認知療法・認知行動療法学会.2021年11月21-30日;オンライン
  16. 富永敏行. 精神科医が口腔症状を診療する課題.シンポジウム「精神科医からみた口腔領域の身体症状―難しく避けられがちな病態に立ち向かう―」.第116回日本精神神経学会総会.2020年9月30日;オンライン.
  17. 富永敏行.精神科から診る慢性疼痛.慢性疼痛診療体制構築モデル事業近畿地区,第2回開業医慢性痛セミナー.2020年.
  18. 富永敏行.精神科で診る痛み.慢性疼痛診療体制構築モデル事業近畿地区,第10回関西痛みの診療研究会.2019年.
  19. 富永敏行. うつ病・不安障害と身体愁訴.京都ポジティブ心理・精神医療研究会.2019年9月7日.
  20. 富永敏行. 心身症と身体症状症および関連症群の異同 -精神科医の立場から-.第60回日本心身医学会総会ならびに学術講演会,第2回日本心身医学関連学会合同集会.2019年11月15日.
  21. 富永敏行.心身症を再考する.第60回日本心身医学会総会ならびに学術講演会,第2回 日本心身医学関連学会合同集会.2019年11月15日.
  22. 富永敏行,金子まりん,上野大介,成本迅.Somatic Symptom Disorder - B Criteria Scale (SSD-12)日本語版の信頼性および妥当性の研究:第一報.第19回日本認知療法・認知行動療法学会.2019年,東京.
  23. 富永敏行. 身体症状症および関連症群における精神科医の役割の重要性と初期治療.シンポジウム「身体症状症および関連症群の治療導入はどうすべきか」(企画,コーディネイター),第115回日本精神神経学会総会.2019年6月20日,新潟.
  24. 富永敏行.うつ病の認知療法,第1回近畿認知療法・認知行動療法学会.2018年.
  25. 岡部佳世子,富永敏行,成本迅.入院下で認知行動療法を行い,非機能的スキーマが改善したASD傾向のある遷延うつ病の事例.第18回認知療法・認知行動療法学会.2018年11月23日,24日,岡山
  26. 富永敏行,岡部佳世子,成本迅.変換症/転換性障害(機能性神経症状症)に対する認知行動療法の可能性について(症例報告).第10回日本不安症学会学術大会.第10回日本不安症学会,2018年3月16日,17日,東京
  27. 富永敏行.バーチャルケーススタディ 自閉症スペクトラムの小児アトピー性皮膚炎について行動療法モデルから捉える.第8回日本皮膚科心身医学会,2018年1月28日,横浜
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精神医療に関する研究グループ
研 究
研 究
 薬剤性有害事象および薬剤関連エラー、精神医療におけるQOL、認知機能、リハビリテーション、外来治療の自己中断、精神科医の教育、精神療法などに関する研究に取り組んでいます。富永准教授、綾仁客員講師、南澤客員講師、渡辺助教、大矢助教、北岡大学院生、松本併任助教、中村研修員が、大学附属病院だけでなく、関連の精神科病院や介護施設と連携した多施設での研究をすすめています。また、症例報告も積極的に行っています。
(富永 敏行,綾仁 信貴)
主な論文
  1. Ayani N, Oya N, Kitaoka R, Kuwahara A, Morimoto T, Sakuma M, Narumoto J. Epidemiology of Adverse Drug Events and Medication Errors in Four Nursing Homes in Japan: The Japan Adverse Drug Events (JADE) Study. BMJ Quality & Safety. 21 April 2022.doi: doi: 10.1136/bmjqs-2021-014280 (Published Online First)
  2. Oya N, Ayani N, Kuwahara A, Kitaoka R, Omichi C, Sakuma M, Morimoto T, Narumoto J. Over Half of Falls Were Associated with Psychotropic Medication Use in Four Nursing Homes in Japan: A Retrospective Cohort Study. International Journal of Environmental Research and Public Health. 2022 March. doi:10.3390/ijerph19053123
  3. Matsumoto Y, Ayani N, Kitabayashi Y, Narumoto J. Longitudinal Course of Illness in Congenitally Deaf Patient with Auditory Verbal Hallucination. Case Reports in Psychiatry. 2022 February. doi: 10.1155/2022/7426850.
  4. Matsumoto Y, Ayani N, Omichi C, Oya N, Matsuoka T, Kobayashi T, Kuroda J, Narumoto J. Diagnostic error regarding the cause of cytopenia when increasing psychotropic drugs: two case reports. Asian Journal of Psychiatry. 2022 Jan;67:102952. doi: 10.1016/j.ajp.2021.102952.
  5. Ayani N, Matsuoka T, Yamano S, Narumoto J. Depression Relapse during Long-Term Remission due to Media-Amplified Fear during the COVID-19 Pandemic. Case Reports in Psychiatry. 2021 Oct 7;2021:5682611. doi: 10.1155/2021/5682611.
  6. Ayani N, Morimoto T, Sakuma M, Kikuchi T, Watanabe K, Narumoto J. Antipsychotic polypharmacy is associated with adverse drug events in psychiatric inpatients: The Japan Adverse Drug Events (JADE) Study. Journal of Clinical Psychopharmacology. 2021 Jul-Aug 01;41(4):397-402. doi: 10.1097/JCP.0000000000001416.
  7. Matsumoto Y, Ayani N, Kitabayashi Y, Narumoto J. New-onset mania in an elderly patient five months after acoustic neuroma resection. Bipolar Disorders, 2020 Nov;22(7):768-770. doi: 10.1111/bdi.12970. Epub 2020 Jul 12.
  8. Matsumoto Y, Ayani N, Kuwabara K, Ono J, Yamada K, Narumoto J. Transcatheter aortic valve implantation in a patient with schizophrenia who had contraindications for surgical aortic valve replacement: A case report. Asian J Psychiatr, 2020 Feb 11;50:101965.
  9. Matsumoto Y, Ayani N, Abe Y, Nakayama C, Tsujikawa T, Oda M, Narumoto J. Efficacy of Electroconvulsive Therapy for Treatment-Resistant Depression Caused by Hyperparathyroidism: A Case Report. J ECT, 2020 Jan 6. [Epub ahead of print]
  10. 綾仁信貴. 京都府立医科大学附属病院における電気けいれん療法の現状と展望.京都府立医科大学雑誌,128(9): 645-650, 2019.
  11. Watanabe A, Ayani N, Waratani M, Hasegawa T, Ishii M, Matsuoka T, Narumoto J. A Case of Fetal Tachycardia after Electroconvulsive Therapy: A Possible Effect of Maternal Hypoxia and Uterine Contractions. Case Rep Psychiatry, 2019 July 4; 2019:3709612.
  12. 綾仁信貴.精神科医が気をつけるべきインシデントーその対策と予防ー 精神科臨床で起こりうるエラー.精神科,35: 52-57,2019.
  13. Minamisawa A, Narumoto J, Yokota I, Fukui K. Evaluation of factors associated with psychiatric patient dropout at a university outpatient clinic in Japan. Patient Preference and Adherence. 2016;10;1903-1911. doi: 10.2147/PPA.S111178
  14. Ayani N, Sakuma M, Morimoto T, Kikuchi T, Watanabe K, Narumoto J, Fukui K. The epidemiology of adverse drug events and medication errors among psychiatric inpatients in Japan: the JADE study. BMC Psychiatry. 2016;16:303. doi: 10.1186/s12888-016-1009-0.
  15. Nakamura M, Hayakawa T, Okamura A, Kohigashi M, Fukui K, Narumoto J. Defensive function of persecutory delusion and discrepancy between explicit and implicit self-esteem in schizophrenia: study using the Brief Implicit Association Test. Neuropsychiatr Dis Treat. 2014;11:33-40.
  16. Tominaga T, Choi H, Nagoshi Y, Wada Y, Fukui K. Relationship between alexithymia and coping strategies in patients with somatoform disorder. Neuropsychiatr Dis Treat. 2014;10:55-62.
国際学会発表
  1. Minamisawa A, A Case Presentation, Clnical Seminar. The UCL Conference, The Problems of Guilt Conference(Online). 2022 December 2th-4th; London, United Kingdom
  2. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. Clinical epidemiology in violence and violation in psychiatric inpatients: The GUARD Study: An interim report (Poster Presentation). International Society for Quality in Health Care (ISQua) 38th International Conference. 2022 October 17th-20th; Australia, Brisbane.
  3. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. Epidemiology of Adverse Drug Events and Medication Errors in Nursing Homes in Japan: THE JADE STUDY (Oral Presentation). International Society for Quality in Health Care (ISQua) 37th International Conference. 2021 July 8th-11th; Virtual Congress.
  4. Oya N, Ayani N, Kuwahara A, Kitaoka R, Narumoto J. How much frequency do residents fall at nursing homes in Japan? - THE JADE STUDY. 2020 International Psychogeriatric Association Virtual Congress. 2020 October 2nd-3rd
  5. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. Antipsychotic polypharmacy was associated with adverse drug events in psychiatric inpatients: The JADE (Japan Adverse Drug Event) Study. International Society for Quality in Health Care (ISQua) 36th International Conference. 2019 Oct 20th-23th; Cape Town, South Africa.
  6. Watanabe A, Nakamae T, Ayani N, Ono J, Oya N, Narumoto J. Efficacy of electroconvulsive therapy in treatment-refractory obsessive-compulsive symptoms: two case reports. The 6th Asian Congress Neuropsychopharmacology (AsCNP) Congress. 2019 Oct 11th-13th; Fukuoka, Japan.
  7. Oya N. Promotion for young psychiatrists in Japan, the activity of Japan Young Psychiatrists Organization: 7th World Congress of Asian Psychiatry 2019 Feb. 21-24, Sydney, Australia.
  8. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. Adverse Drug Events and Medication Errors in nursing homes in Japan: THE JADE STUDY: An interim report. International Society for Quality in Health Care (ISQua) 35th International Conference. 2018 Sep 23th-26th; Kuala Lumpur, Malaysia.
  9. Oya N. The attractive program; the Course for Academic Development of Psychiatrists. WPA XVII World Congress of Psychiatry. 2017, Oct. 12th; Berlin, Germany.
  10. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. The Relationship between antipsychotic polypharmacy and adverse drug events: The JADE Study. International Society for Quality in Health Care (ISQua) 34th International Conference. 2017 Oct 1th-4th; London, UK.
  11. Ayani N, Sakuma M, Narumoto J, Morimoto T. The Epidemiology of Adverse Drug Events and Medication Errors in Psychiatric Inpatients in Japan: The JADE Study. International Society for Quality in Health Care (ISQua) 32nd International Conference. 2015 Oct 4th-7th; Doha, Qatar.
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